Raspberry PiにPLANEX GW-USMicroN(Wifiドングル)を認識させる

標準

以前「Raspberry PiのWIFIをシェルで設定するには」で少し触れましたが、
ちょっと古いWifiドングルだと、Raspberry Piが認識してくれません。

手元にあった「PLANEX GW-USMicroN」がまさにソレでした。
PLANEX GW-USMicroNは「RalinkTechnology RT2870」というチップのようで、
そのチップを認識させるという方法になります。

Raspberry Piで認識させるというか、Debianで認識させる方法というほうが正しいかも知れません。

手順は下記の通り「gw-usmicron.conf」に設定を書き込みます。

$ sudo vi /etc/modprobe.d/gw-usmicron.conf
install rt2800usb /sbin/modprobe --ignore-install rt2800usb;
/bin/echo "2019 ed14" > /sys/bus/usb/drivers/rt2800usb/new_id

 

次に「rt2800usb」を読み込ませます。

$ sudo modprobe rt2800usb

 

Raspberry Pi起動時に自動的に読み込ませるようにもしておきます。
「modules」の末尾に下記を追加します。

$ sudo vi /etc/modules
rt2800usb

以上で完了ですが、ちゃんと読み込まれているかを確認しましょう。

$ ifconfig

「wlan0」がちゃんと表示されていればOKです。

あとは、「Raspberry PiのWIFIをシェルで設定するには」を参考にWifiの設定をして終了です^^

 

Raspberry Piにホスト名でアクセスするには

標準

Raspberry Piにアクセスするのに一番簡単な方法は、
本体にモニタを接続してキーボードで操作する方法ですが、
真骨頂はやはりリモート接続することでしょう。

リモート接続するには、SSH接続やVNC接続、HTTP接続などこれまた色々ありますが、
その際に必ず必要になるのはRaspberry Piのアドレスです。

通常はIPアドレスなどを使いますが、
正直覚えておくのは面倒ですし、
IPが固定されていなければ毎回調べなければならずとても面倒です。

そこで、Raspberry Piにホスト名を割り当てて、
「raspberrypi.local」などと打ち込んでアクセスできるようにしておけばとても楽になります。

 

Avahiを使う

Apple社が開発したBonjour互換のAvahiというゼロ・コンフィギュレーションシステムを使います。
iTunesなどのApple製のアプリをインストールする時にインストールされるアレです。

「ゼロ・コンフィギュレーション (Zero Configuration)」とは、
「何の設定も行わず機器を使用可能にする」技術のことで、
Mac使いはご存知のAppleTalkの後継技術にあたります。

Appleが何年もかけて作り上げた技術もAvahiというフリーの技術でまかなえてしまえる時代なのです^^;

 

インストールと設定

$ sudo vi /etc/hostname
raspberrypi

raspberrypiのところを他のホスト名と衝突しないものに変えます。

うちの会社には複数台のRaspberry Piがあるので、以下のようにしてます。

  • 玄関に設置したカメラ用Pi … rpi-door
  • 仕事場に設置してカメラ閲覧用Pi … rpi-work
  • 会議室に設置したPi … rpi-metts

「rpi-door.local」と、後ろに「.local」を付けるとアクセスできるようになります。
デフォルトのままだと、「raspberrypi.local」ということですね。

$ sudo vi /etc/hosts
127.0.1.1 raspberrypi

上記と同様に、raspberrypiのところを設定したホスト名に変更します。
127.0.1.1となってますが、これで正解です。127.0.0.1では無いです。

最後にavahi-daemonのインストールは、

$ sudo apt-get install avahi-daemon

で、完了です。

ちゃんとアクセスできるか確認してみましょう。

この設定は、Raspberry Piでは最初に必ずしておくことをおすすめします!

Raspberry PiのWifiをシェルで設定するには

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Raspberry PiにUSB無線LAN(Wifi)ドングルを挿入することで、
Raspberry Piを無線化できます。

あまり古いUSB無線LAN(Wifi)ドングルだと、
使えない or 設定が必要(これについては後日別記事で)になりますのでご注意を。

また、Wifiは結構電力を消費するので、
電源は少なくとも1Aのものを使いましょう。
100均などで売っている(200円だった)500mAのものだと、
頻繁に切断したりします。これに気付くのに時間がかかりました・・・・。

 

/etc/network/interfaces の編集

まず、/etc/network/interfaces を以下のように編集します。

■ DHCPによるIP割り当ての場合

$ sudo vi /etc/network/interfaces
auto lo
iface lo inet loopback
iface eth0 inet dhcp
allow-hotplug wlan0
iface wlan0 inet dhcp
wpa-roam /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
iface default inet dhcp
wireless-power off

■ 固定IP割り当ての場合

auto lo
iface lo inet loopback
#iface eth0 inet dhcp
iface etc0 inet static
allow-hotplug wlan0
iface wlan0 inet manual
wpa-roam /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
iface default inet static
wireless-power off

address 192.168.1.121
netmask 255.255.0.0
gateway 192.168.1.1

※address, netmask, gateway は環境に合わせて設定してください。

 

無線LANの SSID とパスワードを登録

$ cd /etc/wpa_supplicant
$ sudo wpa_passphrase SSID PASSWORD >> wpa_supplicant.conf

SSID には無線LANの SSID を PASSWORD には無線LANの接続パスワードを入力してください。

$ sudo vi wpa_supplicant.conf

下記のように登録されているはずです。

ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
update_config=1
network={
     ssid="SSID"
     #psk="PASSWORD"
     psk=c2161655c6ba444d8df94cbbf4e9c5c4c61fc37702b9c66ed37aee1545a5a333
}

無線LANの設定に応じた設定の変更を行います。

ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
update_config=1
network={
    ssid="SSID"
    psk=c2161655c6ba444d8df94cbbf4e9c5c4c61fc37702b9c66ed37aee1545a5a333
    proto=RSN
    key_mgmt=WPA-PSK
    pairwise=TKIP
    auth_alg=OPEN
}

proto, key_mgmt, pairwise, auth_alg を追加し、
セキュリティ的には、psk の記載は削除しておくべきでしょう。

アクセスポイントをANY接続無効、ステルス設定で使用している場合は、
「scan_ssid=1」を追記します。

proto, key_mgmt, pairwise, auth_alg の値がわからない場合は、
一度デスクトップモードで起動して、Wifi設定アプリで設定してみるのも手です。
その後に、上記コマンドで暗号化したpskだけ書き換えればOKです。

 

ネットワークインターフェースを初期化

$ sudo ifdown wlan0
$ sudo ifup wlan0

上記コマンドを入力しても無線LANに接続できない場合は、
「/etc/network/interfaces」「/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf」の設定を見直しましょう。